どうしても勿忘草をおまえに
どうしても勿忘草をおまえに 勿忘草は、「わすれなぐさ」と読む。明治時代に日本に入って来たらしいが、野生化し、全国分布している。元々は多年草のようだが、暑さに弱く夏を越せないとも聞く。上田敏の名訳詩集『海潮音』には「わすれ...
どうしても勿忘草をおまえに 勿忘草は、「わすれなぐさ」と読む。明治時代に日本に入って来たらしいが、野生化し、全国分布している。元々は多年草のようだが、暑さに弱く夏を越せないとも聞く。上田敏の名訳詩集『海潮音』には「わすれ...
見いつけた!赤白黄色チューリップ チューリップの並び順と言えば、赤白黄色に決まっている。チューリップという歌がある。 さいた さいたチューリップの花がならんだ ならんだ 赤白黄色 この歌が「赤白黄色」の元だろう。小学校で...
初夏の息吹を感じるこの季節、新緑の豊かな色彩を背景に、俳句と写真で緑の季節を切り取る「新緑を俳句フォト」イベントを開催します。心地よい風と共に、緑豊かな自然を俳句フォトで表現しましょう。 イベント概要 日時: 2024年...
春陰や盛り始むる鳩の群 鳩である。おそらくカワラバトと呼ばれる種類であろう。一般にドバトと言う。最近の鳩は嫌われ者だ。鳴き声がうるさいし、やたらと糞をする。僕も駅のホームで上空からの鳩の糞をくらったことがある。油断も隙も...
ただここに春灯一つありにけり 灯りを見て思い出したのは、別役実の舞台だ。別役の舞台には電信柱が一本だけ、裸電球がぼおーっと光っている。別役実はいわゆる不条理劇の作家だ。不条理劇の代表作と言えばベケットの「ゴドーを待ちなが...
桜咲くコンクリートの隙間より 池袋である。豊島区民センターの前の広場。桜が満開。屋台が出て、その前で若い男女がスマホで桜をカメラにおさめている。どこもかしこも桜。広場はコンクリートで覆われているのに、広場の周りの数本の桜...
胡瓜にも品種色々夏すずみ のらぼう菜の紙芝居を作られた食農教育コーディネーターの清水さんと一緒に川崎多摩区菅の農家髙橋孝次さんのお宅を訪れた。と言っても孝次さんは、三年前に他界され今は奥さんがあとを継いでおられる。髙橋さ...
漆黒の闇の中へと桜かな 4月6日(土)の東京新聞川崎版に第一回の「小山正見の俳句フォト」が掲載された。大きな写真と巨大なフォントの俳句、それにエッセイである。https://www.tokyo-np.co.jp/arti...
4月6日(土)の東京新聞川崎版に第一回の「小山正見の俳句フォト」が掲載されました。東京新聞ホームページにも掲載されています。以下のリンクより御覧ください。
春の息吹を感じる中、3月30日に「俳句フォトdeお花見」を開催いたしました。 今回の舞台は、緑豊かな川崎市中原平和公園。桜の蕾もまだ多く、開花を今か今かと待つ風景が広がっておりました。それでも、お花見を楽しみにされた多く...