冬うららお帰りなさいピーコちゃん
もとすみブレーメン通り、サーティワンアイスクリームの前である。ピーコちゃんが戻ってきた。鳴き声で気がついた。カナリアの鳴き声は高いし、多様。よく響く。もちろん前のカナリアが戻ってきたわけではない。頭の毛が茶色い。しばらく籠の前で眺めていると、「あら、戻ってきたのね」という声。気にしていた人は多いのだ。生き物を飼うのは大変だ。学校でもかつては必ず生き物を飼っていた。命というものを知らなければならないという根本思想があったのだろう。長野県の伊那の学校では山羊を飼い、出産や死というものにまで踏み込んだ。鶏を飼い、最後は締めて食べるところまで教えた学校があった。それがだんだんに形骸化した。


