病院の窓の外なる冬景色
関東労災病院の食堂から中原区平和公園の緑が見えるが、どことなく寒々しい。ちいさな事件があった。食事をしていた方が突然倒れられた。館内放送が流れると、あっという間に10人を超すお医者さんや看護師さんが集まり担架が用意された。皆若い人だった。ぼく自身も救急車で病院に運ばれたことがあるし、顔面神経麻痺の際は10日間入院した。亡くなる前に母がお世話になった井田病院も思い出深い。大雪の中見舞いに行ったことを思い出す。母は尊厳死協会の会員だった。胃ろうはもちろん、点滴もしないと言い張った。そんな母を宥めすかして、入院させた。痛みが取れて帰ってきた母に「なぜ入院させたのか」と責められた。




