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季語冬

(ふゆ)[冬]

立冬から立春の前日まで。寒さが厳しく、木々が葉を落とす季節。

関連する言葉:しみる日、冬北斗、冬青空

この季語の俳句フォト:4句

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俳句フォトエッセイ

冬青空はばたけ北野晋太郎

挨拶しているのが北野書店の社長北野晋太郎だ。まだ、二十代前半の若者である。半年近く前、東京新聞川崎版の「小山正見のかわさき俳句フォト」でインタビューさせていただいた。その時の話にあった「書店のリニュアル」が終わり、今日は開店のプレオープンのセレモニーである。画期的なのは、「つながる本棚」として、図書館と同じ「日本十進分類法の本棚を取り入れたことだ。開放的な店内に少なく見積もっても100人以上の方が集まっている。「知っている顔はないか」と。見回してみた。目が合ったのはH氏だ。H氏は東京新聞の川崎支局長である。縁は奇なものだ。今朝次の「川崎俳句フォト」の原稿を送ったばかりだった。

俳句フォトエッセイ

黒々と冬を呑みこみ隅田川

向こうに見えるのは清洲橋である。清洲橋はケルンのヒンデンブルク大橋を模したと言われている。当時の最高級の軍事用の鉄を初めて用いたと橋である。ライトアップされると見事だ。写真を撮影している場所は新大橋。江戸時代、芭蕉の生きた時代にできた橋だが、両国橋が「大橋」と呼ばれたのに対して「新大橋」と呼ばれた。芭蕉は、新大橋について次の句を残している。「初雪やかけかかりたる橋の上」「ありがたやいただいて踏むはしの霜」新大橋と清洲橋の間に芭蕉庵はあった。現在はその近くに芭蕉記念館が建てられ、芭蕉展望史跡公園がある。公園の芭蕉像が動くのは有名な話だ。夜になると隅田川に顔をむけ、ライトアップされるのだ。

俳句フォトエッセイ

冬北斗一一一一一ぞろ目

笑ってほしい。歩数の曲線が何となく北斗七星に似ているではないか。それに11111のぞろ目。ほっこりして、つい写真に撮ってしまった。「これは縁起がいいぞ」とまでは思わないが、気分はいい。よく歩いている。十一月は、平均で一日一万一千歩を超えている。Aさんに勧められて夜のウォーキングを始めたからだ。歩くようになったのは妻の影響だということは、前に述べた。職場のある本郷から業平橋まで一時間以上歩いて彼女は帰ってきた。毎日である。それまでぼくには移動は電車かバスという頭しかなかった。妻のおかげで既成概念がひっくり返った。歩くようになったのはそれからだ。万歩計を腰につけて歩いた。

俳句フォトエッセイ

しみる日の虚子記念館休館と

「しみる」は漢字で書けば恐らく「凍みる」であろう。ひどく寒い日を指す小諸の方言である。最初の計画では、飯盛山の登山をして、小淵沢から東京に帰る予定でいた。朝起きたら、雨。朝の気温は零度を下回っていた。Iさんの提案で、飯盛山を諦めて、小諸の虚子記念館に行くことになった。作りかけの高速道路に乗って小諸に向かう。黄葉が美しい。高浜虚子はご存知のように、近代俳句の祖である。虚子編の歳時記は今も広く使われている。「花鳥諷詠」を旗印に俳句界の興隆を作り上げた立役者である。鎌倉に虚子・立子記念館がある。今月のはじめに所属する結社の吟行で訪れたことは、前に述べた。