ひつそりと門を閉ざしぬ夏館
思い立ってここに出かけてきたが、休みだった。写真のこの門構、正に夏館ではないか。実は、ここは画廊なのである。昔はどなたか様のお屋敷だったところを福岡にある会社が買取り画廊にしたと言う。広々としたリビングがあり、和室もある。それらの部屋にさりげなく絵がかけられている。中には、本物のピカソもルノアールもあったと記憶している。現代作家の個展もよく開かれている。庭もよく整備されていて、彫刻が据えられている。静かで優雅な空間だ。のんびりと絵を眺め、庭の風の音を聞く。心地よい時間が過ぎていく。私の好きな場所の一つだ。よく覚えていないが、初めてここに来たのは六年も七年も前だったように思う。


