日没のころ、西の空が赤く染まる現象。夏の空を代表する景。
俳句フォトエッセイ煌々と 夕焼けの海 広がりぬ
世の中には、海を見る穴場のような場所がある。たとえば江ノ電の鎌倉高校前駅が、それだ。ホームから見る七里ケ浜の光景には特別感がある。実は同じようなすてきな駅が、川崎のすぐ近くにある。JR鶴見線の終点、海芝浦駅だ。 1926(大正15)年に貨物専用として誕生した鶴見線は、今年で100年目を迎える。鶴見から海芝浦までは約10分。沿線には、JFEスチールの工場やヤマト運輸の物流センターなどの巨大な建物が立ち並び、電車は工業地帯の中を進んでいく。終点の海芝浦駅も、東芝グループでエネルギー事業を行う「東芝エネルギーシステムズ」の敷地内にある。だから、一般の人は駅から外に出ることはできない。

