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季語年の暮

(としのくれ)[冬]

一年の終わりに近い、十二月の下旬ごろ。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

煌めきを我がものとして年の暮

クリスマスのイルミネーションが話題になったのは、1980年代の原宿だった。1km以上の欅並木を数十万のライトで装飾。観光客も訪れ、交通渋滞が起きるほどだったという。その後、イルミネーションはLEDの普及とともに各地に広がった。名所はいくつもあるが、その一つが丸の内の仲通りだ。欅並木がすべて、シャンパンゴールドのライトで統一され、通り全体が金色のトンネルのようである。出店も多い。キッチンカーもあれば、クリスマス関係グッズを売る店、アンティークショップもある。帝国ホテルのブースでは、クリスマスのお菓子「シュトーレン」も販売されていた。イルミネーションの始点の東京駅前では結婚式の前撮りが盛んだ。

俳句フォトエッセイ

新宿は新宿のまま年の暮

まだ十一月半ばだ。年の暮というのにはまだ早い。しかし年内に新宿に出向く用はもうないので、ぼくにとっては年の暮のようなものだ。若い時に大変にお世話になった人が、年内で店を閉めるというので、挨拶するための新宿だ。この機会を逃すと、次に会うのはあの世になりねない。少し時間があったので、新宿を久しぶりに歩いた。感触では50年前の新宿と少しも変わっていない気がする。新宿に初めて足を踏み入れたのは高校生時代。歌声喫茶「カチューシャ」だった。流行のディスコに何回か行ったことはあるが、酒に興味がないので、歓楽街にはまり込むことはなかった。代わりに喫茶店にはよく行った。一番印象に残っているのは新宿風月堂だ。