白樫の 林を抜けて 春の風
東高根森林公園は、川崎市内にある唯一の県立公園である。JR南武線の武蔵溝ノ口駅からバスで10分ほど、森林公園のバス停で降りたらすぐだ。パークセンター脇の階段を217段、息を切らしながら上るとピクニック広場に出る。けっこうきつい。ちょっとした登山をした気分だ。晴れて天気が良ければ富士山がきれいに見えるはずだ。山あり谷ありの森林公園の中央に広大な芝生の広場が広がっている。親子連れが、のどかにバドミントンに興じていたが、足元には、古代の竪穴住居跡が60以上も埋まっているという。そう考えるとちょっとしたロマンである。芝生の向こうは白樫(シラカシ)の自然林だ。触ると白樫の幹は硬い。


