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季語春光

(しゅんこう)[春]

春の日の光。また、明るくのどかな春の景色。

この季語の俳句フォト:3句

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俳句フォトエッセイ

春光を浴びて延々続く列

3月1日。この日はきごさい全国小中学生俳句大会の表彰式の下見とリハーサルで清澄庭園まで出かけた。清澄白河の駅を降りると、同じユニフォームを着た人たちが円陣を組んで、打ち合わせをしている。そんなグループがいくつもある。「なにごとだろう」聞いたら「東京マラソン」だという。ここ、清澄白河の交差点は給水所になるらしい。ボランティアの数が半端ない。表彰式のリハーサルを終えて交差点まで戻って撮ったのがこの写真だ。ぼくは走ることには縁がない。そう思った瞬間、あることを思い出した。オリエンテーリングである。地図上に示された標識を辿るゲームである。経験された方も多いのではないだろうか。

俳句フォトエッセイ

春光にハレルヤ銀座四丁目

約束の時刻までにはまだ余裕があった。写真は日産ビルの3階から撮った一枚である。昔のままの和光が写っている。この銀座四丁目の角のすぐそば、鳩居堂の隣、大黒屋の7階のギャラリーでデサント展が行われている。高校時代からの親友Mが出品している。高校3年の冬休み。Mとぼくは冬の八ヶ岳に出かけた。Mは絵を描くために、ぼくは受験の参考書を持って。道端にテントをはろうとしたら大学生のグループに「そのテントで寝たら死ぬぞ」と言われた。ぼくたちの持ってきたテントは夏山用だったのだ。そんなことも知らずに冬の山に出かけたのだ。結局その晩は赤岳鉱泉に泊まって一命を取り留めた。ぼくたちは数日赤岳に逗留した。寒かった。

俳句フォトエッセイ

春光を集めて海の観覧車

俳句フォトでは、気になった場所(もの)の写真を撮り、それを元にして俳句を詠むのが普通であり、推奨する方法である。しかし、この作品は俳句が先にできた珍しい例である。かつてお台場にヴィーナスフォートという商業施設があった。近くに住んでいたこともあって、気晴らしに時々出かけたことがある。隣に大きな観覧車があり、夜はネオンで輝いていた。それを思い出して、春光を集めて回る観覧車という句を詠んだ。ところが、この「回る」が問題だ。観覧車は回るものだ「回る」とわざわざ言う必要はない。この三文字に悩んだところ、横浜の観覧車が浮かんだ。そこで、春光を集めて海の観覧車としたら、句会でも人気があった。