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季語春夕焼

(はるゆうやけ)[春]

春の夕焼け。淡く、やわらかな色合いをしている。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

春夕焼またこの場所に来ています

散歩の続きである。「お店の人」というより、「家の人」という感じの女性に掛軸の由来を尋ねてみた。ご先祖がご商売をされていて、東郷家に出入りしていたような話をして下さった。この近くには「奥沢海軍村」というのがある。関東大震災の後、海軍省のある虎ノ門と横須賀の両方に行きやすいというので、海軍士官が住み始めたのがきっかけらしい。現在も当時の面影が残っているという。この地に東郷平八郎!ぴったりだ。ゆるい坂を下ると南国飯店がある。ここで一度小山正孝を顕彰する「感泣亭例会」を開いたことがある。現在のスペース感泣亭ができる前のことだ。南国飯店を見て、自由が丘に行くならあの場所に行かなくてはと思い出した。

俳句フォトエッセイ

春夕焼明日天気になあああれ

そう言えば、子どもの時下駄を放り投げて「明日天気になぁぁれ」とやったものだ。今でも脱げた靴で占う子どももいるようだが(笑)夕焼けは美しい。夕焼け空だと次の日は晴れると言われていた。西から天気が変わることを昔の人は知っていたのだろう。この夕焼けの美しさに気付いたのは五十六歳の時だった。その理由は俳句を始めたからだ。俳句を始めたら、途端に世の中が美しくなった。自然がないと言われた都会の路地にも可憐な花が咲いていることに目がいくようになった。雲の移りゆく変化が面白くなった。私は二十四歳で教職について六十二歳で退職するまでその職から離れなかった。