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季語梅

(うめ)[春]

早春、他の花に先がけて咲く、香り高い花。

関連する言葉:梅の宮

この季語の俳句フォト:3句

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俳句フォトエッセイ

老梅の枝のくねりて黒光り

梅の名句は数多い。梅が香やどなたが来ても欠茶碗は小林一茶。夏目漱石にもいの字よりはの字むつかし梅の花という愉快な句がある。梅の枝を詠んだ句はないものか。試しにA Iに聞いてみた。すると老梅や月夜となりぬ枝の影が出てきた。作者は原石鼎とある。しかし、A Iは嘘をつく。特に俳句関係はでたらめが多い。そこで、古今の代表句を網羅している「575筆まか勢」のサイトで調べてみた。どこにも見つからない。書斎に『原石鼎全句集』があることを思い出して、本棚の上から引っ張り出した。1990年に沖積舎から出版されている。表紙は棟方志功、帯は小説家の小島信夫。750ページを超す大著である。ぼくも結構執念深い。

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奉納の絵馬の重なり梅の宮

東京には梅の名所がたくさんある。しかし、その代表格は湯島天神だろう。ここは学問の神様菅原道真を祀る神社である。「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」の歌はあまりにも有名である。メトロ千代田線の湯島駅から「学問の道」と書かれた懸垂旗を辿ると天神石坂下に出る。ここを登ると湯島天神の境内だ。折からの受験シーズン。平日でも訪れる人は多い。高校生らしいグループもいれば、老夫婦の姿もある。境内の奉納棚は合格祈願の絵馬が山盛りだ。本人が書いたものも、両親の願いを込めた絵馬もある。中には予備校の先生方の絵馬もあった。梅の花がこれから開く。これでみなが合格できれば何も言うことがないのだが。

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図らずも出逢ひぬ梅の花梅の花

梅の花の見事さに思わず見惚れてしまった。ここは、川崎市の宮前区有馬というところだ。田園都市線の鷺沼からバスで15分程度だろうか。先日の北鎌倉の吟行では、梅の花の蕾すら見つからなかったというのに、何という違いだ。しかし、梅を見るためにここに来たわけではない。三峰神社があると言うので、坂道を登ってきて、偶然に出逢ったというわけである。三峰神社は狼の神社である。近くに映画を見たついでに寄ったのだ。「狼の護符」というドキュメンタリー映画である。上映会が、ここ有馬野川学習センターで行われた。制作者の小倉美恵子さんのトークイベントもあるという。