老梅の枝のくねりて黒光り
梅の名句は数多い。梅が香やどなたが来ても欠茶碗は小林一茶。夏目漱石にもいの字よりはの字むつかし梅の花という愉快な句がある。梅の枝を詠んだ句はないものか。試しにA Iに聞いてみた。すると老梅や月夜となりぬ枝の影が出てきた。作者は原石鼎とある。しかし、A Iは嘘をつく。特に俳句関係はでたらめが多い。そこで、古今の代表句を網羅している「575筆まか勢」のサイトで調べてみた。どこにも見つからない。書斎に『原石鼎全句集』があることを思い出して、本棚の上から引っ張り出した。1990年に沖積舎から出版されている。表紙は棟方志功、帯は小説家の小島信夫。750ページを超す大著である。ぼくも結構執念深い。






