【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

十二月の異称。一年が極まる月。

季語極月

(ごくげつ)[冬]

十二月の異称。一年が極まる月。

この季語の俳句フォト:2句

← 俳句フォト歳時記へ

俳句フォトエッセイ

極月の紙吹雪舞ふ芝居小屋

「大島劇場はここが便利です」と臨港バスのアナウンスで聞いた。「こんな所に劇場があるのか」川崎区大島。交通の便が良いとは言えない場所だ。しかし、大島劇場は1950年の創業。75年間営業を続けてきた。知る人ぞ知る大衆演劇を象徴する芝居小屋である。大衆演劇は根強い人気をもつ。全国に50以上の芝居小屋があり、それを上回る数の劇団が活動している。如何にも昭和レトロの芝居小屋。畳敷の観客席には座布団と座椅子が用意されている。毎月、公演する劇団は変わるが、今月は「笑門(えもん)」という結成3年目の若い劇団だった。座長は、天昇屋心竜。実に格好良い名前だ。年末の24日まで休みなく公演を行う。

俳句フォトエッセイ

極月や岡本太郎の前に立つ

小田急線の向ヶ丘遊園駅を降り、15分ほど歩くと生田緑地だ。生田緑地には民家園もプラネタリウムもある。つい先日までは緑化フェアの会場になっていた。紅葉が美しい。岡本太郎美術館は、その生田緑地の奥にある。メタセコイアの木立を抜けると緑に覆われた美術館が姿を現す。来年初めまで「岡本太郎に挑む」と題する展覧会が行われている。しかし、挑むのは大変だろう。何しろ相手は「爆発」なのだから。岡本太郎の仕事で一番有名なのは1970年の大阪万博の太陽の塔だ。当時の万博の事務総長だった新井真一氏が「10億の予算をどのように使ってもよい。口は一切出さない」と岡本太郎を口説いたらしい。