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季語百日紅

(さるすべり)[夏]

真夏、長い間、紅や白の縮れた花を咲かせる木。幹がつるつるしている。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

現役を謳歌してをり百日紅

10月に入ったというのに、百日紅の紅い花はまだまだ衰える気配がない。若い時にはまるで気が付かなかったが、百日紅は公園に、また街路樹として至る所に咲いている。夏の花と言えば、この百日紅か夾竹桃だが、これまでの人生の4分の3は知らないで過ごしてきた。そう言えば、通い慣れた江東区役所前の通りも百日紅の並木であった。百日紅(さるすべり)とはよく言ったものだ。漢字で花の特徴を表し、読み方ですべすべした木肌の様子を表している。便利な漢字の使い方の一つだ。漢字はどう読ませてもよいというのが、日本語だが、知らなければ決して読めない。名字でもそういうのがたくさんある。

俳句フォトエッセイ

紅き花あらばほぼほぼ百日紅

久しぶりに田園調布のお気に入りのcafeで午後を過ごした。天気予報では夕立はないとのことだったので、多摩川(東急線の駅)まで歩くことにした。外に出ると意外と涼しい。これなら「夜の秋」と言っても差し支えなさそうだ。銀杏並木を蓬莱公園に向かって歩く。田園調布は、都内でも屈指の高級住宅街だ。すれ違う人もほとんどいない。高い塀で囲まれた家、広大な庭の向こうから仄かな灯りが漏れる家。かの長嶋茂雄の家もこの近くにあるらしい。ここに住んで固定資産税を払い続けるのは無理だろうが、歩き回るだけならタダだ。緑が多いが、その中に時折、赤い花が見える。百日紅(さるすべり)だ。