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季語神の留守

(かみのるす)[冬]

陰暦十月、全国の神々が出雲に集まり、各地の神社が留守になるとされること。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

神の留守此処で会つたが百年目

「似てるなぁ」間違いない!声を掛けるとやっぱり彼だ。臨海線の大井町のホーム。地下へ地下へとエスカレーターを乗り継いでいく、あのホームだ。しかも端っこ。ぼくは、東京ビッグサイトで行われている「文学フリマ」に行く途中だ。彼は幕張で行われているゲームマーケット2025に向かう途中だと言う。「昨日は出店したが、今日は遊びだ」と笑う。彼の名前は大山功一。ポケモンカードゲームの創作に関わり、業界では知る人ぞ知るレジェンドである。最近は自作のカードゲームの創作を中心に活動している。ぼくは彼の「タルカ」という単純だが、逆転の発想のゲームに驚かされた。

俳句フォトエッセイ

目を瞑(つぶ)り本を捨てたる神の留守

書棚の二段分ぐらいをやっとの思いで捨てることにした。しかし、本を捨てるのは難しい。新聞や雑誌は誰でも捨てる。同じ印刷物であっても、通りすがりのものだとわかっているからだ。本は違う。一冊の本を書くためにどれだけの苦労があったか。一冊一冊に人生が籠っているのだ。本を捨てることはその人の人生と縁を断つことに等しい。我が家の書斎は父が使っていたものだ。父の頭の中が本棚に展開されている言って良い。立原道造や堀辰雄の全集があり、中央公論の「日本の詩歌」が並んでいる。中村真一郎や杉浦明平の著作、杉山平一など四季派と縁の深い詩人の詩集が山ほどある。