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季語秋めく

(あきめく)[秋]

風や光が変わり、秋らしい気配が感じられてくること。

この季語の俳句フォト:2句

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俳句フォトエッセイ

秋めかぬ末の神社の灯かな

取材で川崎市の臨海部に出かけた。ゆっくり夕食を食べていたら、乗るべきバスを逃してしまった。「しまった」とは思ったが、「近くまで行くバスを探せばよい」と気を取り直した。スマートフォンの地図を見たら「臨港バス塩浜営業所」が近いことがわかった。そこにバスが来た。「塩浜営業所」行きだった。約20分。乗客は少なくなり、終点まで乗っていたのはぼく1人だった。「終点」やけに寂しい場所だ。そこで初めて気がついた。ぼくの乗っていたのは「市営バス」。市営バスが臨港バスの営業所に行くはずがない(笑)「あららら」同じ「塩浜」だからそんなに遠くはないだろう。スマートフォンに助けられた。

俳句フォトエッセイ

秋めきぬ風引き連れて南武線

今日も暑い。冷房の中に一日中閉じこもっていたい1日だ。しかし、それでも何となく空気が違う。秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬるという紀貫之の歌がある。現代ほどではあるまいが、平安時代の残暑もそこそこに暑かったのだろう。植物を見れば、秋の気配は濃厚である。猫じゃらしは緑のままだか、そころそんしょに生えている。郊外に行けば、コスモスも花をつけ始めている。赤蜻蛉が飛び回っている。こんなに暑くても秋は来るのだ。とここまで書いたところで、Facebookを見たら、オカリナ奏者の中村純子さんが、「鹿島田にもつくつくほうしが来たぞ!」と投稿されているのを見つけた。