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季語苺

(いちご)[春]

赤く熟す甘酸っぱい果実。歳時記では夏とされるが、現代では春先に出回る。

関連する言葉:いちご大福、苺大福

この季語の俳句フォト:4句

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俳句フォトエッセイ

大量の苺大福五平餅

もう遅い時間だというのに、売店の苺大福と五平餅は、両方ともかなり売れ残っているように見える。「大丈夫なんだろうか?」ひとごとながら心配になってしまう。そこで思い出した。俳句フォトエッセイの第一号は、桜餅の俳句だったことを。遂に出た苺大福専門店正見商店街に「苺大福」の幟旗が立ったのを見て、口ずさんだのがこの句である。苺大福と同時に革新和菓子について書いた。確か一年ぐらい前だった。調べてみたら2月23日だった。俳句フォトエッセイを書き始めて、一年間がすでに過ぎたということだ。よく続いたものだ。

俳句フォトエッセイ

スーパーの苺の隣西瓜かな

びっくりした。もう西瓜だ。西瓜は秋の季語である。西瓜が秋の季語とは、俳句を始める前は知らなかった。普通に夏と思っていた。「西瓜が秋」という理由はよく分からないが、かつては西瓜の本格的な収穫時期が立秋以降だったのだろう。西瓜が本格的に出てくる前に小玉西瓜が市場に出ていたという記憶もあるが、今ではもう流行らないのだろうか。突然の本格的な西瓜の出現だ。ぼくは、こどもの頃は西瓜が好き過ぎて「スイカ坊や」と言われていた。今は、西瓜を切って売るのが普通になっているが、当時は丸ごと買うのが当たり前だった。西瓜にスカがないかどうか、叩いて音で確かめた。切らないと中がどうなっているかわからない。

俳句フォトエッセイ

コンデンスミルク懐かし苺喰む

写真は、大垣駅ビルの生鮮食品の売り場である。最近は、苺の品種が増えた。私の住んでいる川崎のスーパーでは「あまおう」とか「とちおとめ」が多い。全国どこでもそうだろうと思い込んでいたが、ここに並んでいたのは、「紅ほっぺ」「美濃姫」「美濃娘」「華かがり」という品種である。「紅ほっぺ」は全国区といってよいが、あとは命名からして明らかに岐阜の品種だ。調べてみたら、日本の苺の品種は三百を超える。世界全体の品種の半分以上が日本のものらしい。珍しい苺もある。最近では、白い苺さえ見かける。私としては、赤い方が美味しそうに感じるが、確かに食べてみたい誘惑に駆られる。

俳句フォトエッセイ

遂に出たいちご大福専門店

角を曲がったら「いちご大福」の派手な幟が目に入った。遂にいちご大福の専門店ができたのかと思った。ここは、7Daysという一週間毎の貸店舗である。あり得る話だ。近づいてよく見たら残念ながらいちご大福の専門店ではなかった。豆大福も塩大福もちゃんと売っていた。フルーツ大福というのもあった。ぶどう大福、マンゴー大福、メロン大福・・・しかし主役は、間違いなく「いちご大福」だ。いちご大福の歴史は、決して長くない。始まりは1980年代。いちごのショートケーキに着想を得たものとされ、新宿区のあけぼのばし商店街にある「大角玉屋」が元祖とされている。実は、この当時、革新和菓子なるものが話題を集めた。