鉛筆の先から春のほどけ出す
今日から「大花野展」が元住吉の感泣亭で始まった。会期は4月13日(日)までである。「俳句から生まれた帽子」「帽子から生まれた俳句」小林愛さんと小山正見のコラボレーションである。「一点お洒落主義」のぼくの帽子は、すべて小林愛さんの手によるものだ。小林愛さんとの出会いは偶然だった。母が亡くなった年、妻と学芸大学に出かけた。昔からある「宮川」で鰻を食べるためだ。「宮川」は母と鰻を一緒に食べた思い出の店だ。ところがそこに「宮川」はなかった。がっかりして帰りかけたとき、近くの二階にお洒落な店を見つけた。古い木の階段を上って聞いた。「何の店ですか?」

