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桜

お知らせ

イベント開催報告:俳句フォトの会3月例会(3月29日)

、スタッフを含め12名で感泣亭のある元住吉付近の渋川河川沿いの桜を鑑賞しながら吟行を楽しみました。昨年は桜の時期を逃し残念な景色でしたが、今年は最高のタイミングで例会を行うことができました。当日は感泣亭に集合ののち吟行に出かけ、さくらを満喫しながら写真撮影、それぞれがそれぞれの桜を愛でながらの時と撮影を楽しみました。参加者同士の会話も弾んでいました。その後感泣亭に戻り、ここからは俳句フォトの作成に入ります。会話はないものの俳句に向き合う真剣なまなざしに、一同一体感を感じながら心地よい空気が流れていました。

俳句フォトエッセイ

舞ひ初むる時を待ちたる桜かな

花冷のおかげで桜の花がもった。満開の桜も美しいが、その散る様はより美しいと感じる。勝ち誇る美よりも滅びゆく美の方が心に刺さるのだ。それは、人間は誰しも死ななければならないという運命と重なるからだろう。前に紹介したかもしれないが、本日は母の忌なれば花吹雪正見という句を詠んだ。父の生きている間の母は何処となくか弱い感じがしていた。しかし、実際には強い人だった。ぼくは両親と一緒に住むことを見越して、広めの住宅を購入した。しかし、その住宅に入ることなく、父は亡くなった。ぼくは母に「一緒に住もうか」と提案した。すると、母からは、「なぜ一緒に住まないといけないの。

俳句フォトエッセイ

四月二日小田原城の天守閣

小学館の週刊ポスト系web「NEWSポストセブン」に掲載されている写真は、ぼくが提供したものであるが、それが何処でいつの写真だったか確かめてみた。場所は小田原城だった。天守閣に上り、近くにいた人に頼んで写真を撮ってもらったのだ。妻の病気がわかってから意識的に旅行に出かけるようにした。記憶があるうちに少しでも楽しい思い出を作ろうと思った。京都にも行った。立山も登った。蓼科には何度も行った。二人で撮ってもらった写真は山ほどある。近くにいる人に無遠慮に頼んで撮ってもらったのだ。編集してフォトブックを作った。そうすれば何度も見返すことができる。スマホの写真機能は優れている。

俳句フォトエッセイ

花冷のままに一夜を過ごしたる

冬に戻ったように寒い。雨まで降っている。住吉桜は満開のまま凍結しているようだ。正に花冷である。一瞬の絶頂があり桜散るのが普通だが、頂点で止まってしまうこともあるのだ。昨年「花冷」という題の俳句の連作を所属している俳誌「梓」に出したことを思い出した。締切を1ヶ月間違えていて、催促され慌てて詠んだものだ。気分がイライラしていて、句にも影響している。

俳句フォトエッセイ

咲かんとす大垣城の桜かな

昨年に引き続き大垣市で行われた「高校生東西俳句決戦in大垣」に審査員として参加した。「夏の俳句甲子園に匹敵する大会にする」。実行委員会の鼻息は荒い。高校生のディベートに舌を巻いた。初見の俳句に対して、すぐさま鋭い評を加える。反論も噛み合っている。そのディベートが途切れない。能力と集中力の高さが際立っている。素晴らしい高校生の力を見せてもらった。この高校生の才能を発揮させ、その力をみんなに見せ、自信に繋げたのはこの大会があったからだ。西田拓郎先生をはじめ、準備された方々の努力に感謝したい。その感動に加えて、ぼくにとっては個人的に素晴らしいことが二つあった。一つは外山一機さんに出会えたことだ。

俳句フォトエッセイ

早春の光爛漫桜の枝

見上げたら桜がもう咲いている。もちろんソメイヨシノではないことはわかる。ソメイヨシノはクローン種だ。遺伝子が同じ。だから同じ時期に一斉に咲いて、一斉に散る。歌舞伎の舞台の桜が日本人の理想ならば、ソメイヨシノはその理想を実現させた。ソメイヨシノは安価で成長が早い。そのおかげもあって、明治になってから急速に全国に普及した。写真の桜の名を調べた。Googleで調べたら、シキザクラと出た。コブシも花が似ている。こういうことにメッチャ詳しいAさんに尋ねてみた。「幹の感じからするとコブシではないですね。Googleも結構間違えるから」そうなんだ!「十月桜とも冬桜とも言う。

俳句フォトエッセイ

何処からかお昼のチャイム春隣

久しぶりの何の予定も入っていない一日。暇なので、多摩川に出かけた。まだ寒の内というのに日差しは春だ。風もない。橋を渡れば府中だ。是政橋の上に立って多摩川の流れを眺める。遠くには二子玉川のビル群らしきものが見える。最近雨が少ないせいか、多摩川の水量は少ない。鴨の一群が水脈を引いて泳いでいる。それ以外、川面はどこまでも静かだ。時折ジョギングをする人やサイクリングの自転車が通る。土手には桜の並木が続いている。桜は既に固い蕾はをつけているに違いない。ここも桜の名所の一つなのだろう。突然、従兄弟に鮎釣りに連れてきてもらったことを思い出した。川崎市には川崎区から多摩区まで七つの行政区がある。