珈琲を飲んだ分だけ春になる
この日はまる一日病院で過ごした。不整脈が見つかったので、徹底的に検査するためだ。最初は固定式の自転車を漕いで、心電図を撮る負荷心電図の検査だ。少しずつペダルが重くなるが、それに負けずに漕ぎ続け、心電図の波形を捉える検査である。目の前のモニターに心拍数や波形が映し出される。波形が千千に乱れているように見える。八分間漕ぎ続け、ようやく終わりの合図があった。久しぶりの運動だった。運動している間に薬液が注入された。心臓シンチ検査のためだ。一欠片のチョコレートが手渡された。これを食べると検査の精度が上がると言う。経験則によるものだろう。それともマニュアルに書いてあるのだろうか?不整脈は昔からあった。

