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自動販売機

俳句フォトエッセイ

並々と注ぎ込みたる春の水

生まれて初めて水筒を買った。買いたい、買いたいと思っていたのだが、何となく買いそびれていた。医者から水分をたくさん摂りなさいと前々から言われていた。夏の間は暑い。喉が乾く。自然と水が飲みたくなる。ペットボトル一本分ぐらい軽く飲んでしまう。ところが寒くなるとそういうわけにはいかない。水を飲む必然性を感じなくなる。それに寒くなってくると冷たい水は飲みたくなくなる。「どうしたものか」温かい飲料も自動販売機にある。ココアやホットレモンのようなものもある。しかしこれらは皆甘い。糖尿病の持病があるぼくとは相性が悪い。見つけたのは、Asahiの「白湯」という名前のお湯だ。

俳句フォトエッセイ

小満の朝定食は松屋かな

「小満」は二十四節気の一つで、今の暦では五月二十日頃に当たる。草木が育ち、天地に満ち始めるという意味だ。吉野家の牛丼を最初に食べたのはいつだったか?すっかり忘れてしまったが、当時から松屋は吉野家の競争相手だったと思う。松屋で美味いと思ったのはカレーライスだ。330円(当時)でこんな美味いカレーが食べられるのかと感動した。確か上野の不忍通り沿いの店だった。松屋も吉野家も今はどこの街にもある。牛丼は、今や国民食だ。吉野家が牛丼に徹している(かのように見える)のに対して、松屋は焼肉定食などメニューが豊富な印象がある。