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食文化

俳句フォトエッセイ

春の月これぞふわとろオムライス

オムライスは大好物だ。元住吉のゆうき亭のオムライスが最高だが、次に好きなのは、ここ「ぽわるぅ」のオムライスである。この店は昨年の七月にオープンした。その前は、50年続いた惣菜屋だった。その閉店を残念がったその後にできたのが、この店だ。看板にふわとろオムライスとある。流行りの「ふわとろ」である。「ふわとろ」を期待して店に入った。出てきたのが、写真と同じオムライスである。「ちっともふわとろじゃない!」がっかりした。モノを知らないと言うのは恐ろしい。次に友人一緒に行った。その友人がフォークで卵を切り始めた。すると中から「ふわとろ」が顔を見せ始めた。開くとしっかりフワトロになった。見事だ。

俳句フォトエッセイ

立春のジャムはオレンジママレード

このオレンジママレードを見た途端、記憶が48年前に飛んだ。プラスチックの容器に入ったジャムを初めて見たのは、JALパックで行ったヨーロッパ旅行だった。こどもができたら、行けない。その前に行こうと妻と話した。1ドル360円の時代で、トラベラーズチェックというものがまだあった。相当なお金が掛かったと思われるが、妻が全て切り盛りしてくれた。アンカレジを経由してオランダのアムステルダムからロンドンに入った。赤い二階建てバスに目を丸くした。そして朝食についてくる「ジャム」!これはヨーロッパ旅行の象徴だった。今なら、それが安上がりなのだと分かるが、初めて見た目には、実に新鮮だったのだ。