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こどもたち

俳句フォトエッセイ

春めくやおめかしをして壇の上

第15回きごさい全国小中学生俳句大会の表彰式の日になった。全国1万6千余の参加者のうち、入選を果たした約40名とその保護者が参加した。皆、ちょっとおめかしをして会場の入口で記念写真を撮っている。壇上で賞状をもらう姿も晴れがましい。実は、この表彰式の会場は都立清澄庭園なのである。この日は好天に恵まれ、杏は花盛り、池には鴨が優雅に浮かび、まるで別世界の様相だった。以前は、神奈川近代文学館が会場だった。「都内に移せないか」という声が上がった。江戸深川資料館も候補に上がった。その時Aさんから「清澄庭園は?」との提案があった。「できたら最高だけど、無理なんじゃない」清澄庭園は都立だ。

俳句フォトエッセイ

春光を浴びて延々続く列

3月1日。この日はきごさい全国小中学生俳句大会の表彰式の下見とリハーサルで清澄庭園まで出かけた。清澄白河の駅を降りると、同じユニフォームを着た人たちが円陣を組んで、打ち合わせをしている。そんなグループがいくつもある。「なにごとだろう」聞いたら「東京マラソン」だという。ここ、清澄白河の交差点は給水所になるらしい。ボランティアの数が半端ない。表彰式のリハーサルを終えて交差点まで戻って撮ったのがこの写真だ。ぼくは走ることには縁がない。そう思った瞬間、あることを思い出した。オリエンテーリングである。地図上に示された標識を辿るゲームである。経験された方も多いのではないだろうか。

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区役所の山桜の肌艶めきぬ

区役所の前庭に山桜が三本ある。植えたのはおよそ十年前だ。前庭に植えることで、俳句教育を区に根付かせたいと思った。幹は確実に太くなっている。趣旨を謳い寄付を募ったところ、約30万円が集まった。多くの人が応援してくれて植樹となった。植樹式では区長から挨拶をいただき、富岡八幡宮の宮司丸山総一氏にお祓いをしていただいた。俳人の長谷川櫂氏による講演も行われた。植樹された山桜の前には俳句教育の推進を願って、芭蕉の「さまざまなこと思ひ出す桜かな」のプレートが置かれている。ぼくは3年前に江東区の「俳句教育推進員」の職を辞したが、現在もS先生を中心に江東区の俳句教育はますます発展している。