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俳句フォトエッセイ

花ミモザぼくは一点お洒落主義

この帽子、ぼくは相当に気に入っている。これで、傍に黄色いミモザの花があったら、春爛漫だ。俳句では普通「ぼくは」とは言わない。何も書かなければ「ぼくは」に決まっているからだ。この「ぼくは」は人に勧めるつもりはないという意味の「ぼくは」である。(ホントかな?)裏地を見せられないのは残念だ。青く輝く窯変天目のようなのだ。この帽子を作ってもらったのは学芸大学にあるヴィリジアンと言う帽子屋さんである。10年ほど前、学芸大学で降りた。古い鰻屋があったのを思い出したからだ。しかし、既に閉店していた。その代わりに見つけたのが、工房とショールームを兼ねた帽子屋さんだった。これがヴィリジアンである。

俳句フォトエッセイ

早春の光爛漫桜の枝

見上げたら桜がもう咲いている。もちろんソメイヨシノではないことはわかる。ソメイヨシノはクローン種だ。遺伝子が同じ。だから同じ時期に一斉に咲いて、一斉に散る。歌舞伎の舞台の桜が日本人の理想ならば、ソメイヨシノはその理想を実現させた。ソメイヨシノは安価で成長が早い。そのおかげもあって、明治になってから急速に全国に普及した。写真の桜の名を調べた。Googleで調べたら、シキザクラと出た。コブシも花が似ている。こういうことにメッチャ詳しいAさんに尋ねてみた。「幹の感じからするとコブシではないですね。Googleも結構間違えるから」そうなんだ!「十月桜とも冬桜とも言う。