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オレンジ色

俳句フォトエッセイ

総身に金木犀を浴びに行く

金木犀の季節である。例年より若干遅い気がする。金木犀の開花期間は結構短い。せいぜい1週間から10日前後ではないか。それに雨が降るとたちまち散ってしまう。朝起きたら、木の下がオレンジに染まっていたということも度々である。ぼくは金木犀のオレンジ色に惹かれるが、一般的には「香り」の花として認識されているのではないだろうか。後藤比奈夫に木犀の匂ひの中ですれ違ふがある。やはり匂いだ。梔子(くちなし)や沈丁花、ジャスミンなども強い香りを持つ。子どもの時から鼻が悪いぼくでも、これらの匂いは区別がつく。中でも梔子の甘い香りにはうっとりする。渡哲也の「くちなしの花」の歌も大好きだ。

俳句フォトエッセイ

向日葵の明日明後日の命かな

青山フラワーマーケットの店頭である。まだ、向日葵の花が見事に咲いているが、もう直ぐ店頭から姿を消すようだ。ぼくの印象に残っている向日葵は校庭の花壇の向日葵だ。背がぐんぐん伸び見上げるぐらいになる。枯れてもしばらくの間立ち尽くしている。この向日葵はロシア向日葵というらしい。向日葵の原産地は北米。元々は、食用や油を取るために栽培された。それがロシアに渡り、更に品種改良がされたらしい。映画「ひまわり」に出てくるウクライナの広大な向日葵畑がそれである。ところが、一方では、観賞用としても品種改良が進められた。レモン色やオレンジ色の向日葵があるのもそのためだ。

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夏シャツの裾を出さうか出すまいか

何だか恥ずかしい写真で申し訳ない。この夏シャツのオレンジ色が好きだ。もう30年以上着ているのではないかと思う。よくもつものだ。最近はTシャツが多くなり、襟付きはたまにしか着ない。問題はこの裾をどうするかという話だ。Tシャツならまず外に出す。ワイシャツの裾は普通はズボンの中に入れるだろう。ワイシャツはフォーマルだからだ。襟付きのシャツはその中間形だから迷うのかもしれない。しかし、かつては必ず裾はしまったものだ。しまわないと「だらしがない」と叱られた。それが変わったのはいつ頃のことか。学校で問題になったのは子どもの体育着問題だった。