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パルシステム

俳句フォトエッセイ

ほんのりと色をつけをり桜の枝

3月から感泣亭で、新たにお花の教室が始まることになった。初回は3月20日(金)(春分の日)に行う予定である。桜の枝は、お花教室の先生からいただいたものである。既にほのかに蕾が色をつけている。ますます感泣亭に文化の香りが漂うことになる。毎月第4火曜日の「サロンde感泣亭」では、香りやカービングのミニ講座もあるが、定例で「土井伸の楽しい書の教室」「詩人服部剛の言葉の部屋」「初心者俳句セミナー」「読書会」「気功教室」などが行われている。今月の末には好評だった「A I講座」の2回目も予定されている。「感泣亭」とは聞き慣れない名前だが、元々は、詩人であったぼくの父•小山正孝が自分の書斎につけたものだ。

俳句フォトエッセイ

秋うらら認知症カフェてふ居場所

先日、認知症の人と家族の会の会合に参加したという話を書いた。実は、妻が発症した当時、今から10年以上前のことだが、ぼくは必死になって「家族の会」を探した。だが、どうしたわけか見つからなかった。そうした会合を探して、三鷹まで行ったこともある。ボランティアの会の方が我が家まで来てくれたこともある。包括支援センターと繋がったので安心して、その後探すのを中断した。センター長が熱心な方で、我が家感泣亭で「オレンジカフェ(認知症カフェ)」を行うという話がまとまった。細々ながら2年ほど続いた後、突然センター側から「中止」の話が出た。センター長が替わり方針が変更になったのだろう。

俳句フォトエッセイ

絵を描(か)きて描(か)きて描(えが)きて青野へと

西田匠君の二人展にお邪魔した。匠君のことは、生まれた時から存じ上げていた。匠君のお母さんが私の妻と同じパルシステムで働いていた同僚だったからだ。お世話になった。我が家の食卓では、匠君の話題が度々出た。匠君はいわゆるダウン症で、発達に課題を抱えていた。障害の問題は病気の問題と同様、家族にとっては重い課題だ。その課題を匠君と西田家は、絵を描くことを中心に乗り切ってきた。匠君は2006年生まれだから今年18歳。この展覧会は高校卒業を記念して企画されたものだ。会った匠君は実に実にいい顔をしていた。お父さんもお母さんもいい顔をしていた。一緒に写真を何枚も撮った。場所はグレープブルーツギャラリー。

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星の如闇を埋むる桜かな

夕飯を食べた後、散歩に出かけた。ようやく体調が元に戻ったということだ。3月の後半はとても歩く気力はなかった。風邪か花粉症かわからないが、微熱のような症状があり、体が重くだるかった。それがようやく抜けたようだ。くねくねした道を通り綱島街道まで出て、そこから戻るというのが基本コースだ。早足だと15分から20分。今日は、綱島街道を通り越して住吉桜の様子を見てきた。大分葉桜になっていた。花の塵が木の根元に吹き寄せられ、二ヶ領用水には花びらが流れていた。「次の日曜日まではもちそうにない」と思いながら、帰路についた。若い時は、ぼくの辞書に「歩く」という言葉はなかった。