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マイホーム山谷

俳句フォトエッセイ

気に入りの本を持ち寄る梅雨の夜

もう一年以上前になるだろうか。イケメンの青年が感泣亭を訪ねてきた。「読書会をしたいのですが、会場を貸してくれませんか」今時、奇特な青年がいるものだ。それから毎月一回土曜日の夜に「読書会」が始まった。ルールは簡単である。参加者が自分の推薦する本を持ち寄り、それについて代わりばんこに語る。スルーして終ることもあるし、議論になることもある。ぼくには、このやり方は新鮮だった。読書は一人でするものと長い間思ってきたからだ。時に人に読んだ本を薦めることあったが、こうして皆で持ち寄ってその話をするという習慣はなかった。梅雨に入ったこの夜、急に参加できない人もいていつもより少人数だった。

俳句フォトエッセイ

何一つ予定無き日の薔薇赤き

久しぶりにカレンダーが空白の予定のない日だった。実に気軽だ。何をしても、どう時間を使うかをその日の気分で決めることができる。パンを焼き、トマトを切って、それにヨーグルトという軽い朝食を取って、最初に向かったのは銀行だ。溜まった小銭を預金するためだ。、小さなジャムの瓶にいっぱいに溜まった小銭は一万円近くあった。次は床屋だ。ほぼ一ヶ月に一度行くことにしているが、3週間を過ぎると伸びた感じになる。行ける時に行っておこう。老人割引で1900円。ひげまで当たってくれる。歩いて武蔵小杉の中原区役所に向かった。医療費が戻ってくると言う。それだけ病院に「投資」したと言うことだ。