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ラーメン激戦区

俳句フォトエッセイ

春の夜の天麩羅定食せいろ付き

元住吉にはラーメン屋が少なくても10軒以上ある。栄枯盛衰も激しい。知らぬ間に新しい店ができ、知らないうちに閉店している。ラーメン激戦区になったのだ。それと比べて日本蕎麦屋は2軒しかない。両方とも昔からある店だ。ブレーメン通りの富士見庵と駅の反対側のオズ通りにあるやぶ久である。ぼくが好きなのはやぶ久だ。暖簾が格好いいし、竹を配した店内の雰囲気がいいからだ。妻と共に暮らしていた時は、よく2人で来た。妻はとろろ蕎麦を頼むことが多かった。ぼくはいつも野菜天丼だった。今夜は久しぶりのやぶ久。お品書きを眺め、野菜の天麩羅定食に決めた。しばらくしてお膳が運ばれてきた。

俳句フォトエッセイ

らぁ麺の新しき店六月来

開店に向けて最後の仕上げだ。見事な絵ができあがっていく。この場所は、ずっと、ずっとラーメン屋だった。しかし、どのラーメン屋も長続きしない。約一年前に開店した「齊藤」の評判はよかった。最初は行列ができるほどだった。外装も内装もお金を掛けていて、覚悟が感じられた。それまでの店のチープさとは一線を画していたように感じられた。そこそこ、人気もあったと思う。この一年の間に「なぎちゃんラーメン」「町田商店」の二軒の新しいラーメン屋が開店した影響もあるが、こんなにあっけないものかと思うほど、あっけない閉店だった。そこにできたのが「燈花」だ。どうやらチェーン店らしい。

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蜃楼(かひやぐら)勝者のあれば敗者あり

蜃楼(かひやぐら)とは聞き慣れない言葉だが、蜃気楼のことで本来ならば見えないものが見えたりする現象を指す。蜃は大蛤の意味で、中国で昔、大蛤が気を吐く現場と考えられたらしい。話は、元住吉ブレーメン通りのことである。昨日は地元スーパーの「えばらや」が新装オープンした。少し前にはモスバーガーがABCマートのあとにできた。新しい店ができて何か嬉しい。ハンバーガー屋と言えば、駅前にマクドナルドが、その先にフレッシュネスバーガーがある。ブレーメン通りには、数年前までは二つ競い合うようにあったが、両方とも撤退し、一つは歯医者にもう一つは町田商店という名前のラーメン屋になった。