凛と立つ白一色の水仙花
水仙は1月から2月にかけて咲く花の代表格だ。季語としては冬に分類されているが、2月に入ってもしっかり花をつけている。水仙は原種だけで50種類、園芸種になると1万種以上あるというから驚きだ。水仙の原産地は地中海周辺である。日本に入ってきたのは平安時代より前というから、もうすっかり日本の風土に定着している。先日、散歩の途中に真っ白な水仙を見つけた。ペーパーホワイトという品種である。「紙のように白い」ことからこの名前がついた。水仙の学名は「ナルキッソス」である。これは水に映った自分の姿の美しさに見惚れて、命を落としたギリシャ神話に出てくる美少年の名前だ。ここからナルシズムという心理学用語が生まれた。


