少年の野球遊びや蝉時雨
激しく降っていた雨が止んだ。妻のお世話になっているホームに面会に行った帰りである。公園で兄弟らしき少年が野球をしている。背景には蝉時雨。お兄ちゃんが打ち、弟はピッチャー兼球拾い役である。弟の不満そうな表情を察したのか、突然、「これで最後。代わろう」と声をかけている。なかなかのお兄ちゃんだ。ぼくは、このくらいの年頃の時、どんな遊びをしていたのだろうかと考えた。馬跳びに長馬。長馬は股の間に頭を突っ込み、跳ぶ方は上から背中にドスンと乗っかるのである。背骨を痛めるという理由で学校では禁止されていた。缶けりや隠れんぼも随分やった。

