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入浴料

俳句フォトエッセイ

絹の湯にほどける白や迎へ梅雨

電車に乗ったら、初老の紳士に席を譲られた。「ありがとう」と礼を言って腰かけたが、微妙に複雑な気分だった。大井町で降りることにした。末広湯という銭湯があると知っていたからだ。そこへ向かって歩き始めたら、目の前のビルに「おふろの王様」という看板が現れた。途端に末広湯まで歩くのが面倒になった。「おふろの王様」はスーパー銭湯だ。迷ったが、久しぶりのスーパー銭湯も悪くない。入浴料は、1500円。駅近にしては安い。タオルを借りることを考えれば、銭湯の約2倍だが、サウナにも入れて、休憩室も完備しているからこれなら悪くない。リストバンドをして、風呂に入る。人が多いことにまずびっくりする。

俳句フォトエッセイ

麗らかや水の都の湯の匂ひ

銭湯紀行その1大垣湯の花温泉大垣にいる。一昨年は、スーパー銭湯「天然温泉コロナの湯」に、昨年は「大垣天然温泉湯の城」に入った。スマホで銭湯を探したら、駅のそばに湯の花温泉を見つけた。歩いて5分ほどだ。入浴料は460円、破格だ。昔ながらの番台があるのに驚いた。洗い場が7つしかない。それでも薬湯や電気風呂がある。電気風呂に手を入れたら、ビリビリきた。壁の絵もない、小さな銭湯だが、お湯は使い放題。ジェット風呂でゆったり癒された。銭湯紀行の始まりとしては、うってつけの湯だった。