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公園

俳句フォトエッセイ

公園に自転車の群冬夕焼

俳句フォトの創り方は様々ある。写真を撮ったと同時に俳句もできれば最高だが、そんなことは滅多にない。すると、俳句を作ってからそれに合う写真を探すか、もしくは撮った写真を見ながら俳句を捻るか、そのどちらかである。ぼくのやり方は後者だ。この写真は、我が家の近くのある公園だ。既に薄暗くなっていているのに、子供たちが遊んでいる。幼い子供たちも居れば、中学生ぐらいのお兄ちゃんもいる。それがある種の驚きだった。その驚きがぼくにシャッターを切らせた動機だ。そのように、写真を撮るには動機がある。「綺麗だなぁ」とか「驚いたなぁ」とか、整理できない何かがあるものだ。

俳句フォトエッセイ

少年の野球遊びや蝉時雨

激しく降っていた雨が止んだ。妻のお世話になっているホームに面会に行った帰りである。公園で兄弟らしき少年が野球をしている。背景には蝉時雨。お兄ちゃんが打ち、弟はピッチャー兼球拾い役である。弟の不満そうな表情を察したのか、突然、「これで最後。代わろう」と声をかけている。なかなかのお兄ちゃんだ。ぼくは、このくらいの年頃の時、どんな遊びをしていたのだろうかと考えた。馬跳びに長馬。長馬は股の間に頭を突っ込み、跳ぶ方は上から背中にドスンと乗っかるのである。背骨を痛めるという理由で学校では禁止されていた。缶けりや隠れんぼも随分やった。