さざんかの咲き急ぎまた散り急ぎ
さざんかは冬の花である。垣根にもよく使われているので、通勤途中に見ておられる方も多いと思う。都内では、江東区や杉並区、清瀬市がさざんかを区や市の花に指定している。年配の方なら大ヒットになった大川栄策の「さざんかの宿」を覚えておられるだろう。さざんかは、見たところ椿とそっくりだ。もちろん詳しい人なら花や葉っぱで見分けることができるが、素人には難しい。一番易しい見分け方は花の散り方、落ち方である。椿は花ごとポトリと落ちるのに対して、さざんかは花びらが一枚一枚散るのである。さざんかは漢字では「山茶花」と書く。違和感を覚えないだろうか?普通に読めば「さんざか」ではないか。実はその通りなのだ。

