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別役実

俳句フォトエッセイ

神の旅仲代達也の死の知らせ

仲代達也が死んだ。ギョロリとして目玉が印象的だった。黒澤明監督の「乱」で主役を務めたが、この映画、ぼくは見ていない。ぼくにとっての仲代達也は山崎豊子原作の映画「金環蝕」や「華麗なる一族」である。大河ドラマで足利尊氏を演じているが、これもあまりに記憶にない。演技は全く覚えていないが、例の目玉のギョロリだけが残っている。子供の頃の役者と言えば中村錦之助だった。高校になって出会った役者は滝澤修。劇団民藝の「夜明け前」の演技は今も脳裏に残っている。宇野重吉も良かったが、何となく軽い感じがした。どちらかと言うと、渋い役者が好きだ。代表格で言えば三國連太郎だ。山村聰ではマイルド過ぎる。

俳句フォトエッセイ

ごきぶりの黒きぬめりに後退り

今年は出ないかと思っていたが、やはりでた。最初は風呂場だった。次は和室。そしてリビングにも出た。本当はごきぶりが逃げているのに、ぼくの方が後退りしてしまう。ごきぶりの黒は、なぜこんなに気味が悪いのか!幾つになっても慣れない。蝶々は美しいと思うのに蛾は気持ち悪いと感じるのと同じかもしれない。しかしまれにだが、ごきぶりを手で掴める人もいる。小学生に聞いたら、10人に1人位「平気」という子どもがいた。本当だろうか。殺虫剤から始まり、ゴキブリホイホイなど様々に試してきた。ドラッグストアに行ったら「ゴキブリムエンダ」を売っていた。テレビで宣伝しているやつだ。思わず買ってしまった。3000円近くする。