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土井伸

俳句フォトエッセイ

銘木に迷ひ込みたる師走かな

ぼくの感泣亭での最大のパートナー土井伸さんが忙しい。彼は書家でもあり、イベントプランナーでもある。土井さんはかつて八名川句会のメンバーだったが、個人的に話したことはなかった。その土井さんと再び会ったのは、僕が江東区を退職した年、つまり約4年前の4月だ。僕は地下鉄日比谷線に乗っていた。駅で言えば築地辺りである。Facebookに一つの投稿が現れた。「銀座の◯◯堂にいます。お近くの方、どうぞ」というような趣旨であった。発信者は土井さんだ。あと二駅で銀座だ。一瞬迷ったが、降りることにした。それが土井伸さんとの再会だった。今の感泣亭の諸活動があるのは、全て土井伸さんのお陰だが、それはさておき。

俳句フォトエッセイ

土井伸の運を呼び込む歌留多かな

感泣亭歌留多第ニ弾として「土井さんの達筆神経衰弱」が売り出された。ぼくと土井さんとの関係について話してみよう。八名川小学校で子ども俳句に取り組み始めた頃、保護者にも俳句を広めたいと思った。そして始まったのが「八名川句会」だ。この句会、今も続いている。ある時、メンバーの一人であったOさんが、新メンバーを連れてきた。それが土井さんだった。その時は、土井さんは学校の近くで書道教室を開き、Oさんはその生徒だった。土井さんは生徒だったOさんの誘いを断れなかったのかもしれない。土井さんはしばらくの間、八名川句会に参加されていたが、そのうち姿が見えなくなった。上野の方でギャラリーを始められたと聞いた。