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境涯俳句

お知らせ

江東区報2月号に主宰・小山正見と大久保区長の対談「石田波郷」が掲載されました(2月1日)

と、大久保ともか江東区長による対談が掲載されました。​今回の対談は、戦後の大俳人であり、江東区にゆかりの深い「石田波郷」をテーマに行われました。砂町にある砂町文化センター(石田波郷記念館)にて、波郷の句やその生涯、江東区との関わりについて深く語り合っています。​対談の詳細は、江東区公式ホームページよりお読みいただけます。ぜひご覧ください。​▼江東区報(テキスト版)はこちら

俳句フォトエッセイ

歳晩や石田波郷を語り合ふ

ある日、江東区の広報課から電話があった。用件は「波郷記念館で区長と対談してほしい」というものであった。区長とは大久保ともか氏である。一度日程が合わないからと断ったら、別日を指定された。波郷のことなら僕より詳しい人がたくさんいると思ったが、折角の機会なので受けることにした。石田波郷は、戦後の大俳人である。戦後江東区に住み『江東歳時記』を著した。ぼくが波郷の句に出逢ったのは、「初蝶や我が三十の袖袂」だと記憶している。「バスを待ち大路の春を疑はず」の青春性にも惹かれた。しかし、波郷の生涯の全体を見ると結核との闘いだった。七夕竹惜命の二字隠れなし今生は病む生なりき鳥兜などの句には涙を禁じえないほどだ。