【初心者歓迎】俳句フォトの会 会員申込はこちら

大谷翔平

俳句フォトエッセイ

勝者有らば敗者も有りて年を越す

今年の漢字は「熊」だった。この一年で熊に襲われた人は200人を上回るそうだ。人間の世の中にも熊のような野蛮や攻撃性が満ちた一年だったと感じる。その中で、ワクワクするような希望をもたらしてくれたのは大谷翔平だった。ワールドシリーズでのドジャースの勝利と大谷翔平の活躍は一筋の光のようにすら感じられた。年末に大谷翔平の特集映像がNHKでも民放でも繰り返し流された。ホームラン3本、7回まで10奪三振という活躍。延長18回の試合での5回連続の敬遠。大谷の活躍は正に超人的だった。試合は手に汗にぎる接戦、見直してみると、ブルージェイズとどちらが勝っても不思議がない。運が作用したとしか思えない場面も多い。

俳句フォトエッセイ

向日葵の明日明後日の命かな

青山フラワーマーケットの店頭である。まだ、向日葵の花が見事に咲いているが、もう直ぐ店頭から姿を消すようだ。ぼくの印象に残っている向日葵は校庭の花壇の向日葵だ。背がぐんぐん伸び見上げるぐらいになる。枯れてもしばらくの間立ち尽くしている。この向日葵はロシア向日葵というらしい。向日葵の原産地は北米。元々は、食用や油を取るために栽培された。それがロシアに渡り、更に品種改良がされたらしい。映画「ひまわり」に出てくるウクライナの広大な向日葵畑がそれである。ところが、一方では、観賞用としても品種改良が進められた。レモン色やオレンジ色の向日葵があるのもそのためだ。

俳句フォトエッセイ

世の中に溶け込むフェイク秋暑し

本当にびっくりした。今日20日、本当に大谷は6試合ぶりに44号ホームランを打ち、ホームランダービーのトップに並んだ。ぼくもご多分に漏れず、大谷のホームランを毎日心待ちにしている。写真のYouTubeの記事は、実は昨日8月19日の記事なのだ。この日は大谷はホームランを打っていない。つまり、この記事は完全なフェイクということだ。すっかり騙された。大谷のホームランなら次の日になれば事実が判明する。しかし、難しい問題も沢山ある。例えば「投票用紙がすり替えられている」。というデマ。

俳句フォトエッセイ

まろやかに「拓(ひらく)」てふ名の新酒かな

今月も「拓」が届いた。「拓」は大垣の西田拓郎先生が主宰する俳句雑誌である。表紙が毎月変わり実に新鮮だ。その36号がこれ。なんと驚く「あらばしり」(新酒)である。西田拓郎先生の名前を知ったのは、15年以上前のことだ。『新学習指導要領対応たのしい俳句の授業』よくまとめられていて、共鳴するところが多かった。西田先生が校長をされていた大垣市立墨俣小学校に日本学校俳句研究会の仲間で押しかけたのは、まだコロナの最中だったと思う。退職された後、どうなさるのだろうかと思っていたら、名古屋芸術大学の教授に就任されると同時に「拓」が創刊された。俳句結社を作り、維持するのは並大抵ではない。そこに挑戦されたのだ。