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富岡八幡宮

俳句フォトエッセイ

区役所の山桜の肌艶めきぬ

区役所の前庭に山桜が三本ある。植えたのはおよそ十年前だ。前庭に植えることで、俳句教育を区に根付かせたいと思った。幹は確実に太くなっている。趣旨を謳い寄付を募ったところ、約30万円が集まった。多くの人が応援してくれて植樹となった。植樹式では区長から挨拶をいただき、富岡八幡宮の宮司丸山総一氏にお祓いをしていただいた。俳人の長谷川櫂氏による講演も行われた。植樹された山桜の前には俳句教育の推進を願って、芭蕉の「さまざまなこと思ひ出す桜かな」のプレートが置かれている。ぼくは3年前に江東区の「俳句教育推進員」の職を辞したが、現在もS先生を中心に江東区の俳句教育はますます発展している。

俳句フォトエッセイ

酉の市所狭しと福の札

今年は11月11日と24日が酉の市である。酉の市というと浅草鷲神社と相場が決まっているが、実は都内だけで30箇所以上で酉の市が行われる。ぼくは、かつて江東区に住んでいたので、富岡八幡宮に行くことが多かった。今年は新宿の花園神社にでかけることにした。ここは規模が大きい。出店の数は圧倒的だ。靖国通り沿いは全て屋台に占められている。熊手を売る店は60店舗程。それぞれの店に番号が振られている。毎年、同じ店が同じ場所に店を出すのだ。各店には、すでに今年買いに来るはずの客の名札が用意されている。一度縁ができたら永久に?その絆は保たれる。