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展覧会

俳句フォトエッセイ

銘木に迷ひ込みたる師走かな

ぼくの感泣亭での最大のパートナー土井伸さんが忙しい。彼は書家でもあり、イベントプランナーでもある。土井さんはかつて八名川句会のメンバーだったが、個人的に話したことはなかった。その土井さんと再び会ったのは、僕が江東区を退職した年、つまり約4年前の4月だ。僕は地下鉄日比谷線に乗っていた。駅で言えば築地辺りである。Facebookに一つの投稿が現れた。「銀座の◯◯堂にいます。お近くの方、どうぞ」というような趣旨であった。発信者は土井さんだ。あと二駅で銀座だ。一瞬迷ったが、降りることにした。それが土井伸さんとの再会だった。今の感泣亭の諸活動があるのは、全て土井伸さんのお陰だが、それはさておき。

俳句フォトエッセイ

花おぼろ帽子を縁の出会ひかな

小林愛×小山正見の「大花野展」はいよいよ五日目、終盤戦に突入した。昨日は雨の予想だったが、展覧会が終わるまで天気が持ったので、大勢の方に来ていただけた。暇な時には喫茶店にコーヒーを飲みに行って気軽な1週間だと高を括っていたが、とんでもはっぷん。次から次へとお客さんが見えて、昼食を取る間もないほどだ。近所の方も多いが、遠くから来てくださる方、何十年ぶりかでお目にかかる方もいて実に嬉しい。一瞬のイベントだとなかなか都合が合わないが、期間が1週間あれば「ちょっと」という気にもなってもらえるのだろう。そういう意味では「展覧会」という企画は「出会い」を演出するにはなかなか適している。