何かしら文化の香り処暑の石
23日は二十四節気では「処暑」である。「処暑」とはそろそろ暑さもおさまる頃という意味である。角川の歳時記には水平にながれて海へ処暑の雲柿沼茂という例句が一つだけ載っている。この句からは秋の涼しさが感じられるが、今年はそんな風にいかない。暑さが空気の中に居座り、満ち満ちている。処暑の石組も写真では涼しげだが、実際は暑さ染み出しているのかもしれない。ここは地下鉄神保町の駅だ。岩波ビルの出口の石組なのである。このビルの最上階に岩波ホールがあった。色々な名画が掛かったが、一番印象深かったのは、「モリエール」である。モリエールは17世紀のフランスを代表する劇作家、俳優である。

