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師走

俳句フォトエッセイ

店頭に閉店の文字年果つる

「閉店」。しかもよく見ると「完全閉店」とある。この場所には二度と開店しない意味かと思ってしまう。閉店は1月4日だが、2月の終わりには近くのビルの中に店を出すというのだから完全撤退でもなさそうだ。男物のスーツのチェーン店AOKI武蔵小杉店である。男物スーツは売れなくなったのかと思ったが、調べてみるとそれほどでもなさそうだ。元住吉の駅前の一等地にもスーツセレクトがある。一時より随分需要が減ったとしても、洋服の青山、AOKI、スーツセレクトなどのチェーン店は健在と言えよう。ぼくが初めてブレザーを着たのは大学に入った年だ。スーツは就職した時に作った。

俳句フォトエッセイ

はっちゃけて討入りの夜のコンサート

そう言えば、今日14日は「討入りだ」。とは言え、このコンサートは、討入りとは全く関係がない。中原市民館で行われた東海道セブンスターズの川崎ライブである。セブンスターズとは、川崎から大磯までの七つの宿場町にちなんだ名前だという。昨年までは川崎シンフォニーホールの市民交流室で行われていた。規模は100人程度だったが、今年はその約2倍。よくこれだけの人が集まるものだ。主宰の梅本誠さんと知り合ったのは約3年前。きっかけが何だったか、どうしても思い出せない。公演の後の懇親会で、川崎市市民活動センターのKさんや郷土史家のTさんとも知己を得ることができた。

俳句フォトエッセイ

銘木に迷ひ込みたる師走かな

ぼくの感泣亭での最大のパートナー土井伸さんが忙しい。彼は書家でもあり、イベントプランナーでもある。土井さんはかつて八名川句会のメンバーだったが、個人的に話したことはなかった。その土井さんと再び会ったのは、僕が江東区を退職した年、つまり約4年前の4月だ。僕は地下鉄日比谷線に乗っていた。駅で言えば築地辺りである。Facebookに一つの投稿が現れた。「銀座の◯◯堂にいます。お近くの方、どうぞ」というような趣旨であった。発信者は土井さんだ。あと二駅で銀座だ。一瞬迷ったが、降りることにした。それが土井伸さんとの再会だった。今の感泣亭の諸活動があるのは、全て土井伸さんのお陰だが、それはさておき。