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教育

俳句フォトエッセイ

青年の四人揃ひて時おぼろ

この四人は、高校時代の友人だ。この三十年くらい、毎年一回は会う。かつては上野だったが、今は銀座だ。左から二人目のMが絵を描いている。毎年この時期に銀座四丁目そばの大黒屋でデサント展というグループ展があり、そこで落ち合うのだ。S区で退職した美術の先生達の展覧会だが最高齢の方は九十近い。作品は実に伸び伸びしており、感激した。例年は駅チカの「ライオン」が会場になるのだが、今年は近くのビルの上の静かな蕎麦屋だった。「卒業してから六十年だなあ」律儀で、いい加減な後の三人をまとめてくれているSが言う。いつもは高校時代の思い出話となるのだが、今日は違った。「お墓、どうするんだ?」

俳句フォトエッセイ

冬温しさらばよこすげ小学校

この日は、こすげ小学校で先生方の俳句の研修会を行った。各学級で俳句の授業をしているが、「なぜそうするのか」が分かると理解がグッと深まる。ある程度理屈が必要なのだ。楽しい研修会になった。授業形式で先生方を子どもに見立て、俳句だけでなく授業技術についても触れる。子どもの話を聞く時の教師の立ち位置とか、子どもとの距離の取り方とか、ところどころに織り込む。あっという間の二時間だった。この研修会でぼくのこすげ小学校での仕事は全て終了した。感慨深い。記念に帰りに正面玄関で写真を撮ってもらった。ぼくの右側にあるのは、欅のモニュメントである。