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服部剛

俳句フォトエッセイ

色も線も闊達灯火親しめり

練馬まで「匠と誉の二人展」に出かけた。匠とは、西田匠くんのことで、誉は匠くんのお母さんである。誉さんは、妻の邦子と同じ職場で仕事をしていた。妻が最も信頼を寄せていた方の一人だ。匠くんのことは我が家でも度々、話題に上った。感泣亭においで下さったこともある。その匠くんは今19歳になる。匠くんは、小さい時からアトリエグループフルーツに通い、絵を描き続けてきた。作品の一つが写真の絵である。その匠くんに触発されて、お母さんも絵を描き始め、実現したのがこの「二人展」だ。会場でお母さんと話をしていると、そこに匠くんがお父さんやお祖母ちゃんと一緒に現れた。

俳句フォトエッセイ

春宵の古き館の詩人バー

これは、歴史的な建造物だと思う。これだけ立派な階段は見たことがない。場所は大田区雪谷にある尚徳学園だ。尚徳学園について説明することはなかなか難しいが、前身は「東京実業女学校」だった。現在は教育機関としての役割を終え、一部は老人介護施設などとして活用されている。http://shoutokugakuen.com/戦前に建てられた建物は、老朽化が進んでいるが、学校建築として貴重な遺構だ。この尚徳学園の理事長が、詩人の服部剛さんだ。「我が家に天使がやってきた」の著者である。最近剛さんは、尚徳学園の一室を使って「詩人バー」なる試みを始めた。

俳句フォトエッセイ

尾を立てて仔猫のじやれるバーミヤン

バーミヤンはお馴染み、スカイラークグループの中華料理店である。ジョナサンやガストもこのグループのファミリーレストランだ。ネコ型ロボットが料理を運んでくる。子ども騙しだが、何となく楽しい。その耳を触ったりするとお喋りもしてくれるそうだ。人件費の節約に役立っているのだろうか。この日は、雪谷大塚のバーミヤンで3年間続いた子ども俳句教室の打ち上げだった。一番上の子は中学3年生に、小学3年生だった子は小学6年生になる。この教室を主催しているのは、詩人の服部剛さんだ。服部さんは、キリスト者だ。長いこと、雑誌「カソリック生活」に詩を連載してきた。今は、詩誌「カナリア」の主宰でもある。