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梅の花

俳句フォトエッセイ

境内の春弾けをり終の寺

境内の梅の花は既に満開。隣の夏蜜柑の黄色とマッチして春を演出している。枝の間からは本堂が垣間見える。この寺は、真言宗智山派の延命寺。縁起のいい名前の寺だ。川崎駅から歩いて10分ほどの距離にある。江戸時代に造られた寺院だ。境内は静かで良く手入れがされている。時期になれば見事に咲くであろう紫陽花がすでに小さな芽をつけている。延命寺という同じ名前のお寺は関東にいくつもある。鎌倉の材木座にもあるし、逗子にもある。逗子の延命寺は天平時代に創建されたと伝えられているから歴史が古い。延命寺関係で一番有名なのは、荒川区にある延命院だろう。こちらは日蓮宗の寺院で八百屋お七縁の寺として知られる。

俳句フォトエッセイ

図らずも出逢ひぬ梅の花梅の花

梅の花の見事さに思わず見惚れてしまった。ここは、川崎市の宮前区有馬というところだ。田園都市線の鷺沼からバスで15分程度だろうか。先日の北鎌倉の吟行では、梅の花の蕾すら見つからなかったというのに、何という違いだ。しかし、梅を見るためにここに来たわけではない。三峰神社があると言うので、坂道を登ってきて、偶然に出逢ったというわけである。三峰神社は狼の神社である。近くに映画を見たついでに寄ったのだ。「狼の護符」というドキュメンタリー映画である。上映会が、ここ有馬野川学習センターで行われた。制作者の小倉美恵子さんのトークイベントもあるという。