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武蔵小杉

俳句フォトエッセイ

秋気満ち疾駆疾走南武線

東京都立立川国際高校付属小学校に向かっている。今日は一年生の授業だ。朝は爽やかで気持ちがいい。いよいよ秋だ。「秋気」という季語がある。秋の気配のことで、秋らしい清々しさを言う。ご存知のように南武線は川崎市を縦断している唯一の鉄道路線である。子供の頃は、この南武線に乗ることはほとんどなかった。生活圏は東横線沿線で「川崎」には縁もゆかりもなかったからだ。南武線によく乗るようになったのは「小山正見のかわさき俳句フォト」の連載を始めてからである。昔の南武線は使い古しの車両が走っていたが、今は新型が投入されているようだ。それに朝、夕は通勤客で超満員になる。間違いなく黒字路線だ。

俳句フォトエッセイ

秋うららレジェンドに会ふ写真展

向かって右側はぼくだが、左は髙野榮一先生である。髙野先生とは、港区の笄小学校で一年間だけお世話になった。決断力があり、方針がぶれない。当時からすごい先生だなぁと尊敬していた。先生の退職後も飲み会などに声がかかった。多くは当時の校長先生方の会だった。声が掛かると答えは三つしかない。「わかりました」「喜んで」「もちろんです」可愛がられたと言って良いのかもしれない。「先生、お幾つになられましたか」と聞いたら「89」だと言う。お元気この上ない。退職されてからカメラを始められた。退職校長会の写真展が武蔵小杉であった。先生の出品されている鴨川シーワールドの写真。波飛沫の捉え方が絶妙である。

俳句フォトエッセイ

怪しげな店もありけり旱(ひでり)梅雨

先週は京都に行ってのんびりしたのに、今週はやけに忙しい。授業が3日、先生方の研修会が3回。そのうえ、土曜日は中学校俳句部もある。現役時代に戻ったかのようだ。この日は午前中は川崎市の小学校3年生の授業。午後には亀戸の学校で教員研修会。しかも夜も夜で重要な会議もあった。三連ちゃんだ。亀戸での研修会は実に面白かった。先生方も乗ってきて、和気藹々の会になった。最後に句会を開いたら、校長先生の句が図らずも一位になった。しかし、疲れた。老人性の疲れだ。この辺りが現役時代とは違う。普通なら、錦糸町から総武線で武蔵小杉まで行くのが一番早い。しかし、武蔵小杉は東横線に乗り換えるのに一駅近く歩く。「やだなぁ」。

俳句フォトエッセイ

何一つ予定無き日の薔薇赤き

久しぶりにカレンダーが空白の予定のない日だった。実に気軽だ。何をしても、どう時間を使うかをその日の気分で決めることができる。パンを焼き、トマトを切って、それにヨーグルトという軽い朝食を取って、最初に向かったのは銀行だ。溜まった小銭を預金するためだ。、小さなジャムの瓶にいっぱいに溜まった小銭は一万円近くあった。次は床屋だ。ほぼ一ヶ月に一度行くことにしているが、3週間を過ぎると伸びた感じになる。行ける時に行っておこう。老人割引で1900円。ひげまで当たってくれる。歩いて武蔵小杉の中原区役所に向かった。医療費が戻ってくると言う。それだけ病院に「投資」したと言うことだ。