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江東区立

俳句フォトエッセイ

青北風や学舎の前の大銀杏

「青北風」と書いて「あおきた」と読ませる。歳時記をつらつら眺めていたら出てきた言葉だ。初めて知った。「雁渡し」と同じような意味で、本当は初秋から仲秋にかけて吹く北風の事を言う。今の季節に合わないじゃないかと文句を言われそうだが、ご容赦願いたい。一度使うと忘れなくなるものだから。🙏それにしても見事な大銀杏だ。後の学舎は、千代田区立九段小学校である。ぼくの勤務していた八名川小学校もそうだが、学校に併設して公園が作られている。確か、墨田区も中央区もそうだ。これは、関東大震災の教訓としてできたようだ。九段小学校の校舎は2018年に建て替えられた最新の学舎だ。

俳句フォトエッセイ

刀折れ矢尽きたれど薔薇の赤

ここは、俳句研修会で訪れた江東区立北砂小学校のエントランスである。一輪の薔薇が健気に咲いている。この暑さの中である。全身創痍!花びらは破れ、朽ちかけている部分もある。それでも強烈な赤はそのまま保たれている。北砂小学校へは都営地下鉄新宿線の西大島駅で降り15分程歩く。途中、小名木川を渡る。小名木川は、旧中川と隅田川を結ぶ人工の運河で江戸時代に掘削された。小名木川の由来はこの地を開拓した小名木四郎兵衛に依るという説が有力だ。その小名木川の南側の土手に北砂緑道公園がある。その入口に俳人石田波郷の句碑が立てられている。