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湯けむりの庄

俳句フォトエッセイ

ひたすらに歩きて浸る初湯かな

すっかり温泉にハマってしまった。宮前平の温泉まで行こうかとも考えたが、乗換二回はかったるい。スマホで調べたらあった。綱島だ。ここなら電車で二駅。かつて「綱島温泉」があった。東横線の窓から湯のマーク。見た記憶がある。既になくなったはずだ。新しい施設らしい。綱島の駅からかなり離れている。歩くと30分近くかかりそうだ。「まぁいいや」暇だし、バスでもあるに違いない。綱島の駅はすっかり綺麗になっていた。新綱島という新しい駅までできている。キョロキョロと見回したが、結局バスはわからなかった。ひたすらに歩く。「綱島温泉湯けむりの庄」は想像したよりずっと立派な施設だった。車が次々に吸い込まれてくる。

俳句フォトエッセイ

行列のできる温泉大晦日

誰でも考えることは一緒だ。大晦日、一年の終わりぐらい足を伸ばしてゆっくり温泉に浸かりたい。一泊する余裕はないけれど、スーパー銭湯♨ぐらいなら行ける。溝口温泉喜楽里なら、バス一本で行ける。老人パスを使えばバス賃も半額の百十円だ。この温泉は近くにある影向寺を訪れた帰りに見つけた。一風呂浴びて気に入った。露天風呂がいい。熱さもほどほどで気持ちいい。寝湯というのがあり、本当の半身浴ができる。油断すると眠ってしまう。高炭酸風呂が愉快だ。炭酸の泡が身体中を包んでくすぐったい。炭酸が体内に浸透し、血行が良くなると大きく書いてある。何だかとても効きそうである。もちろんサウナもある。