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猫カフェ

俳句フォトエッセイ

花冷のオレンジ通りに一服す

オレンジ通りは、かつて区役所通りと呼ばれていた。浅草新仲見世と交わっている通りである。人と会う約束があったが、早目に着いてしまった。角のスタバで一休みしながら流れる人波を見ていた。外国人を含めて、観光客は皆「おのぼりさん」に見えた。浅草の人出はすごい。地下鉄の改札口を出たところから人で溢れている。驚いたのは和菓子屋亀十の人の列。整理券すら配られている。雷門では人力車が何台も人待ち顔で並んでいる。浅草の観光センターにも列ができている。オーバーツーリズムと批判もされるが、人が多いと活気がある。閑散としているより、この喧騒の方が余程浅草らしい。新仲見世を歩いてみた。

俳句フォトエッセイ

うずくまり猫の尻尾の日向ぼこ 

何の写真か、これだけではさっぱり分からないだろう。これは猫のお尻と尻尾なのだ。エアコンの室外機の上にうずくまっている猫の影が障子に映っている様子だ。ぼくは猫を飼ったことはないが従姉妹が飼っていた。まるまると太った猫で戸口の脇の猫専用の出入り口を使っていた。顎の下を撫ででやるとゴロニャンとして可愛かった。猫の先祖はリビアヤマネコである。およそ一万年ほど前からネコはニンゲンと親しくなった。農耕が始まり、人間の周りにネズミが増えた。そのネズミを狙って、ネコが集まってきたという訳だ。こうして、ネズミを介して猫と人間、お互い、持ちつ持たれつの関係が生まれた。猫と人間は対等なのである。