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王禅寺吟行

俳句フォトエッセイ

写真とは光の記憶梅雨明くる

目から鱗の写真講座だった。「写真とは光を捉えること」そんな風に考えたことは一度もなかった。第一回俳句フォトの会例会。講師の写真家加賀美光一さんが、教材として持ってきてくれたのが、写真のグラスだ。光が捉えられるのか!加賀美さんとは八名川小学校で出会った。子どもたちの卒業写真などを撮っていただいた。その写真の出来が並ではない。一人一人の子どもが輝いている。彼は風景から商業写真までの分野で幅広く活躍し、あるコンクールでは審査員をも務められている。その技術の一端を教えていただくのが、今回の企画の意図である。スマートフォンのカメラの特徴と使い方についても教えていただいた。

俳句フォトエッセイ

探せども日本蒲公英群生地

蒲公英(たんぽぽ)には、日本蒲公英と西洋蒲公英があることはよく知られている。見分け方も多くの人が知っているだろう。花を支える総苞片(そうほうへん)という部分がぴったりくっついているのが日本蒲公英、反り返っているのが西洋蒲公英である。その他にも違いがある。開花時期も違う。日本蒲公英は春にしか咲かないが、西洋蒲公英の方は一年中咲く。町中で咲いているのは大概西洋蒲公英である。日本蒲公英は野山や自然の残る土地に行かないとなかなか見られない。つまり、西洋蒲公英の方が繁殖力が旺盛なのだ。西洋蒲公英が日本に入って来たのは明治時代と言われているが、今では圧倒的多数が西洋蒲公英だ。日本蒲公英は探すのに苦労する。