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秋の薔薇

俳句フォトエッセイ

幾重にも命包みぬ秋の薔薇

東京新聞の川崎版に轟緑地の薔薇園が今年で休園になると言う記事を見たら、急に薔薇が見たくなった。今日は何一つ予定が入っていないまず思い浮かんだのは横浜山下公園である。ここの薔薇園は「国際友好の薔薇園」と称しているらしい。いかにも横浜である。規模も結構大きい。妻とよく散歩に来た。薔薇園に座り、ぼうーとして海を見ていた。ぼくの句集『大花野』の海を見て暗き日永をやり過ごすである。https://amzn.to/4ofWdOc 港が見える丘公園の薔薇園もよい。ここの薔薇園も相当なものだ。丘に登る階段では息を切らすが、展望台からは横浜を一望に見渡す事ができる。大佛次郎記念館や神奈川近代文学館もある。

俳句フォトエッセイ

秋の薔薇古き駅舎の供のごと

東急線田園調布の駅舎である。「駅舎だった」という方が正確だろう。東急線は今は地下ホームになっており、古いこの駅舎は今はモニュメントである。大豪邸が立ち並ぶ田園調布をぼくは好きだ。駅前の窓の大きなカフェで数時間を過ごし、田園調布の町を散策する。それは、時にはぼくの日課のようにさえなっている。。特に夕暮れ時の田園調布の町は美しい。広い庭の奥の洒落た家屋の窓に灯が灯る。。絵本の中にいるような錯覚に陥る。時には、住宅街の中にある画廊でひとときを過ごす。多摩川台公園まで足を伸ばし、台地から多摩川の流れを見下ろすこともある。しかし、負け惜しみではないが、ここに住むのは大変だろうなとも思う。