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節分

俳句フォトエッセイ

涙して鬼は外より福は内

節分の定番は「おには外!福は内」であるが、成田山新勝寺では「鬼は外」を言わず「福は内!福は内!」というらしい。本尊の不動明王の前では鬼も改心してしまうという言い伝えからだそうだ。上野の寛永寺の開山堂の豆撒きも「鬼は外」は言わない。鬼子母神を祀っている神社でも当然「鬼は外」は言わない。京都府福知山市の大原神社では「鬼は内!福は外」と言うらしい。「鬼は外」は災害や疫病などを人間が生きていく上での前提を覆す事柄を追い払いたいという願いだと思うが、単純にこの言葉を教育の場に置き換えて考えると「鬼は外!」は「悪いところを治せば良くなる」、「福は内!」は「良いところを伸ばせ」とも考えられる。

俳句フォトエッセイ

春寒の風吹き抜くる三郷駅

暦の上で春になったと思ったら、途端に寒くなった。ぼくは、埼玉の三郷まで毎月一度行く。デイサービスとグループホームのお年寄りと一緒に俳句を楽しむためだ。この日も楽しかった。一月は休みだったので、お正月の俳句と節分の俳句を一緒に考えた。お年玉あげるの楽しみお正月へえ、孫が来てくれてお年玉をあげるのが楽しみなんだと妙に納得した。逆に孫たちから逃げ回っているお正月という句もあった。お節料理では一番美味しいのは数の子という人が多かった。数の子をぽりぽり食べるせち料理途中で図らずも「もういくつ寝るとお正月」の歌をみんなで歌ったりした。